さて, キャンベラの食べ物状況についてリポートします. なかなか良いですよう, 申し分なく揃ってます.
まず, 3大スーパーマーケットチェーンですが, 一押しはやっぱりウールワース Woolworth ですね. 安くて結構品揃えと品質もいいので良く利用しています. ただ, 郊外にあって競合スーパーがない場合, ウールワースといえども油断していて, 品揃えが少なかったり, 焼きたての出せるパン屋が店内になかったりします. キャンベラの3大郊外モール, 北の ベルコーネン, 南のウォーデン, 南端の タガロングならばっちり OK です. 西北のはずれのキパックス , 北端のガンガーリンのウールワースは, 競合スーパーがないのでいまいちですが, 競合店がないからといって値段を上げるようなことはしていません. 最近ウールワースが先陣を切って牛乳の値段を 3 L で3ドル以下に下げたので, また一大牛乳戦争が勃発しそうです.
2番手はコールズ Coles です. やっぱり品揃えが抜群です. 品がいいので「 ウールワースの庶民性がちょっと...」という人にはいいと思います. シティとベルコーネン の間のジャミソンセンターのコールズ もいい感じで, 時々行きます.
3番手が安さのフランクリンです. とにかく安く手に入れたい, という人は, フランクリンの No Frills という品々がお奨めです. そっけない包装ですが, 安さは一番です. ただ, 品数と品目が限られていて, 何より生鮮食品を売る店がほとんどキャンベラにはないのでその点は不都合を感じますが...どうでしょう?
キャンベラには, サバーブと呼ばれる小地区が70以上あります. 各地区(= suburb 日本でいえば, 町内, ってとこです)には大抵それぞれ, 小さなショップが5,6件集まる場所があるのですが, やはり近郊の巨大モールに負けがちなので, 鍵はそのエリアの人に利用されるよう工夫がなされているかどうかです. モールは巨大資本の集大成で, 一人一人が人間というより数にしか見られない嫌いがあるので, 上手に感じいい雰囲気が出せれば, 地区のショップも地域民に支持されます. 我々の住む地区の隣の Page は, ベルコーネンモールに負けて《だってすぐ横にあるから...》 もうほとんど影が薄いですが, うちの地区の Scullin ショップは健闘しています. 車の修理のできるガソリンスタンドあり(ここのメカニックが2人とも感じよいのだ!), 遅くまで開いてるちびスーパーあり, フィッシュアンドチップスのお店, パン屋さん, 薬屋ケミスト, 美容院, おまけに最近 GP 《ホームドクター》 も開院しました. どれも「この地区の一員」という感じなので, 私「ローカル支持派」としては, 利用しない手はありません!地域民の支持を失ったショップは, テナントを徐々に失い, ゴースト化し, 落書きが増え, ひいては地区全体の雰囲気を悪くしていきます. そういう地区もあります.
日本食材店は, あるんでしょうけど行ったことありません. 各所にある中華食材店で事足りますから. どれもオージーに支持されていて(みんな東洋物が好きです, 本当!)結構品揃えがあります. 海苔も豆腐も味噌も, こんにゃくだってあります. 私たちは, 標準品目を決めて比較検討して購入しています. それはね...ふっふっふ...日清食品の「出前一丁」なのだ! すっかりインスタントラーメン好きと化した我々は, 週に一度は食べてます, 出前一丁!! 当然全てを日本で作っているわけがなくて, 中国製の XO ジャン味とか, 韓国風キムチ味とか, 日本にはないバラエティも楽しめ, すっかり虜になっています. ちなみに, 1個の値段は55セントから70セントの間で, もちろん私たちは55セントの店で大量に購入します.(追記;しかしながら, この間行ったら出前一丁は1個60セントに値上げされていてショックでした. 2000年12月 現在は65セントです2002年1月)
日本でアパートに住んでいたとき, そこの上の階の住人がオージーカップルでした. 日本がお気に入りの彼らによると, オーストラリアで簡単に手に入って, 日本で唯一手に入らないものは「新鮮果物」だけだそうです. その気持ちは良く分かりますねえ. オーストラリアでは地元産か, せいぜい隣の州産の新鮮野菜や果物が, 安くてごろごろしてますもん. 生鮮食料品で輸入しているのはほとんどないんじゃないかな? (魚は除く) 農薬も少なめで, 遺伝子組み替え食品に賛同しないお国柄なので, 日本にいるときより安心して食べられます. アメリカのアグリビジネスに脅されることもないし, バナナやレモンに「サンキスト」とか「ドール」とか農薬の代名詞みたいなシールが張ってなくてすっとしますもん. レモンなんか, 買わなくったって, 庭に鈴なりになってるし. うれしいなあ.
最大のお気に入りは, ベルコーネンモールから車ですぐの「マーケット」 です. ここ, 水曜から土曜までの営業のみですが, いつ行っても混んでます. 大型の八百屋が店先に特売の野菜や果物を山積みして お客を引いています (写真). 日本の魚屋ヨロシク, 良く通る声で宣伝をしています (写真) . 「今日はフジ林檎が1キロたったの99セントだよ!」とか. 鮮度と品揃え抜群で安く, パンや牛乳, 卵も手に入るので, 毎週末1週間分をまとめ買いします. おまけにその回りには安く大量に買える肉屋やキャンベラ一の魚屋《といっても, 日本のレベルには遠く及びませんが...悪くないです. このあいだなんか, 殻付きウニまでありましたもん》, 自然食料品店にデリカテッセン, なんでもござれです. 子供の遊び場まで合って, 家族みんなで買い物にいけます. 大きなカートを引いて, 店から店へはしごしていくのもいいもんですよ. 肉か魚を買い込んで, [贅沢したなあー]と思ったときでも, せいぜい40ドルくらいですみます. いつもお世話になってます, マーケットさん!
29 December, 2000 (photos: 23 December, 2001)