[メルボルン旅行]

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一年間がんばって働いたご褒美に, クリスマス休暇に家族でメルボルン旅行をすることにしました. シドニーは近いですし, 何度も行っていますが, メルボルンは皆初めてです. 「どういう計画にしようかねぇー」と, かなり前から地球の歩き方などを見て研究を重ねていました.

キャンベラから最短でメルボルンに到着するルートは, 内陸を南下する Hume Highway を使う行き方です. これだとがんばれば一日で到着できます. (運転時間 9 時間強)我々は行きはのんびり南下し, 帰りに Hume Highway を使うことにしました. 全行程 7 泊 8 日です.

出発がクリスマス当日 25 日と, 祝日だったので, 現地で宿を探してうろうろと路頭に迷うことがないように, 事前に宿を予約することにしました. NRMA(日本の JAF みたいな組織)の Accomodation Guide を使うと便利です. 旅行の際に必要な地図はいつも NRMA の支店に行ってもらってきます.

出発当日, クーラーボックスに野菜や果物, パンにハム, ジュースに牛乳と, キャンプもできる体制をとりました. もちろん寝袋に虫除けも準備万端です. チューンアップは済ませていましたが, 途中「車の故障で立ち往生」と言うこともないとは限りませんから.

乾燥したキャンベラを出て, 海岸に向けて大分水嶺(Great Dividing Range)を超えると, 別世界が広がります. 豊かな緑と空に広がる大きな雲の固まりは, 自然の恵みを一杯に感じさせました. 青々とした草地で, 牛や羊達もゆったりと草を食んでいます. 庭の芝もふかふかで, 水をやらなくても健康的な深緑で弾力が違います!キャンベラは毎日水をやっても貧弱にハゲハゲで, 厚みもなくて, 努力が実らず「水の無駄!」という感じですので, ホントうらやましかったです.

途中モーテルで 3 泊しました. 大きなリゾート地はピーク時期でもあり宿代が跳ね上がるので, 宿泊地をちょっとはずした選びにしました. 地図に載っているような町には少なくともひとつは宿があり, そして設備も似たり寄ったりなので, 小さな小さな田舎町に泊まるのも悪くないです. 途中ビーチには何度もよりましたが, 今年は冷夏で, 寒くて泳ぐどころではありませんでした. (地元の人はボディサーフィンなどしていますが...)お散歩だけしていました.

「カンガルーに注意」という看板はいたるところにあり, こんな風にすぐそばで草を食べているキャンプ地もあります. しかしコアラは数が減っているようで, 普通に見られることは稀のようです. 1000 キロの行程中, 「コアラに注意」の看板を見たのは一度だけでした.

メルボルンの拠点は, シティ東 4 キロに位置する, ヤラ川沿いの Ridges にしました. 南の海沿い, 安宿の集まるコスモポリタン地区 St. Kilda にしようかとも思ったのですが, Ridges にはお得な「週末クーポン券(金土日のみ)」があり, 一泊朝食付きでダブル 120 ドル!とお得だったのでここにしました. 子供は部屋にあるソファベッドに寝かせました. 駐車料金もかからず, チェックアウトも 3 時まで伸ばせ, またシティまでトラムで一本!と言うのも選んだ理由です.

朝ご飯は感じの良い一階のレストランでビュッフェ式です. イングリッシュブレックファスト + フルーツと言った感じでした. ここのパン(北欧パンみたいだった)がおいしくて, クロワッサンやペイストリーもさくさくで新鮮です. おいしいものを食べると一日幸せな私たちなので, 毎日心地よく過ごせました.

4 日間何してたのかなあ? やたら動き回っていたけど. ヤラ川沿いの散歩, シティに出て St. Patrick 大聖堂を訪れ, シティの散策. 公園で子供のショー(Fairy show... 休日 12 時から Fitzroy 公園の Fairy Tree の下で行われる. 女の子向き. 小さな女の子達が羽やキラキラのスカートを身に付けて集まってくる)を観て, 中華街で飲茶. 路上巨大チェスをシティホール前で観戦. Williamstown までフェリーに乗ッて帰ってくる. 翌日またしても St. Kilda からフェリーに乗って Williamstown へ. (そう, 私たちはフェリー好き!) ネパール料理(珍しいので選びました. 良心的価格とにぎやかな雰囲気. Ridges のある Bridge Road 沿い 360 番地にあります. この辺りは各国レストランが軒を連ねます. ワインを一本頼み, デザート・コーヒーまでついたコースを 2 人前たらふく食べて全部で 60 ドル! 破格!!)を堪能. クラシックな木製トラムでシティを一周(無料). シティ北のイタリア街(123 Lygon st.)でディナー. 手作りパスタでご機嫌. Frindars Street 駅向かいのアレクサンドラ公園端でレンタサイクルを借りて川沿い & ドメインを 2 時間のサイクリング. 残念ながら, オーストラリアオープンの行われるセンターコートは 1 ヶ月前と言うことで準備中で入れませんでした. 最終日に, チェックアウトした後昼食に立ち寄ったベトナムヌードル店が最高でした. Bridge Road の一本北の道(Victoria St.)がベトナム街になっていて, その中央辺りのヌードル専門の店です. 客はほぼ 100 パーセントアジア人, 大変込んでいて安く, ガラス張りの外部から見える店内は大衆食堂の雰囲気でした. 「これはおいしいはずだ!」と飛び込み, 注文して出てきたスープ麺が本格的! 生チリとモヤシ, レモンにハーブ, と安くても手を抜かないつけあわせで, チキンのスープもビーフのスープも美味でした. (各 7 ドル)

帰りの道は Hume Highway を使いました.全行程の中央辺りにある湖そばの双子の町のひとつ Wodonga で一泊しました. この二つの町の間に州境があり, 南の Wodonga がビクトリア州, 北の Albury がニューサウスウェールズ州です. ここの湖(Lake Hume)の風景が雄大で静寂, この旅行中で一番心に残った風景です.

January 16, 2002


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