キャンベラでのお買い物は, 「日本と同じ質のものを!」とか贅沢を言わなければ, 何の不自由もありません. 電化製品の中古購入は, あまりお奨めできません(注;新品でも壊れていることがあるから中古はなおさら)が, 家具だったら目で見て質が納得できれば中古も悪くありません. Fyshwick や Michell に中古家具屋がいくつかかたまってありますが, 我々は主に Woden のインド人の中古屋で購入しました. ビデオやテレビも, NTSC (日本のシステム)対応型が PAL 型(オーストラリアシステム)と値段がそう変わらず出ていますので, NTSC 型のもの (ビデオデッキだったら200ドル台からある)を購入すれば日本のビデオもそのまま見られます.
コンピューターは日本より高めで質も日本のほうがいいです. ラップトップだったら持ち込む価値はあるかもしれません. しかーし, 壊れたときに困るかなあ? うちの NEC 君のラップトップも, 壊れたらあんまり手立てが在りません. どうしよう? 日本では5年間も修理保証があったのに. 日本語ウインドウズを持ち込んで, こちらのデスクトップにセッティングするのがよろしいかと思います.
衣料品も, もちろん日本の方が質はよいですが, 心配していたほど悪くなくて, 下着類を除けばカジュアル系なら OK です. 女性なら下着類は日本から充分なだけ持ち込んだほうが懸命です. スーツなんかは高いし, まず体型が全然合いませんから, 買う気が起こりません. (ただ貧乏なだけとちゃうんか?)こちらの人は, ブランドや形で着るというより, 自前の「身体で着る!」という感じなので, ボディに自信のない私は, 夏の盛りでも皆さんのようにタンクトップやシングレットなんか着れませんです. 皆さん, ブラの線が見えようがパンツの線が透けようが堂々と着てらっしゃいますが....
寝具やタオル類はいろいろ在って, 色をあわせたりできて楽しいです. バスルームはブルーで統一しよう, とか, リビングはカーテンが茶系だからクッションもあわせよう...とか. 日本のように職人気質の「技の文化」というよりは「道具の文化」なので, 何でこんなものまで?と思うほど電気道具があふれています. 特に家の周囲を日曜大工で改善する電気道具類は豊富で, 皆さん持ってますねえ. よくテレビで, 「電動ドリル一式, なんと49ドル! 各種クレジットカード使えます. 先着300名様限定. 今だけ特別に釘が20種類ついてきます!お早めに」なんてやってます. これ, 一般受けして, 実際売れるからコマーシャルするんでしょうが, なんか見ていて変な気がします. 日本とは, 生活でお金をかけるところが異なるように見えます.
靴は大き目のサイズの人には天国でしょう. 私は女性物の23センチなので, こちらではサイズ6から6半ですが, まあまだあるほうです. 問題は旦那のほうで, 彼は男性物24センチから24.5なので, ほとんどこちらのものでは皆無である(男性サイズ6かな?)ので, 子供物ジュニアの一番大きい靴(スニーカー)を探すか, 女性物の靴を購入しています.
プラスチック製品はごっつくって日本でいうと二昔前のような製品がごろごろしています. それでも結構値が張ったりします. ビニール物も? で, この間子供の雨合羽を買いに行って仰天しました. なんと言うか, ぼてっとしたビニールそのままなんです. プーちゃんとかバービーとかキャラクターが付いてはいるんですが, なんせ厚ぼったくてべったり肌に張り付いて, あんなの着てたら10分で蒸れてくる, という代物です. 同じ中国製でも日本で購入すると全然質が違います. 値段はそう変わらんのに.
車のことは他章 交通事情...車, バス, それとも自転車? に書きましたが, 新車はオージーの平均年収からすればめちゃ高いです. それでいつまでも修理しながら長いこと同じ車に乗ってるわけです. うちの9年物のホンダシビック君でも, ここいらの地域では見栄えがするほうです. ほおーっ...
家はといいますと, キャンベラでは200坪くらいの土地付き3−4ベッドルームの家が, 地域にもよりますが20万ドルくらいで悪くないのがあります. 日本的に言えば, 今のレートでは1200万円くらいなので安そうに思えますが, こちらの人の年収からすれば, 年収4万ドルとして5年分ですから, そう安くもないです. 家のローンの利子が年率8パーセント前後と低くないので, 結構15−20年ローンとか払ってる人も多いんじゃないかな? 「家は大きい買い物」という感覚は変わらないと思います. (年収の多い人や相続した人なんかは, 中央の一等地で70万とか90万ドルの豪邸に住んでいます. )こちらの人は年収や家族構成の変化, 職場の異動(他州や外国に行くとか)にしたがって家を数年毎に買い換えたりもするので, 結構引越しもしているようです.
December 30, 2000