[バイリンガルへの道(大人編)]

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子供の英語環境への適応力には目を見張るものがあります. 「必要」に駆られるんでしょうが, 日常表現のマスターの早いこと! 発音も含めて(うちの娘はオージー英語を覚えてきてwaitのことをウァイトと発音してます!うへぇ...)すぐに吸収していきます. ネイティブの子供らだってまだまだ言語能力に限りがあるので, 追いつくのは早いです. うちと同じ時期に(2000年4月)日本からキャンベラに越してきたロシア人の子供のクリスティーナ(6歳)は, 4月当初は全然英語はわかりませんでしたが, 今(12月)ではそう遜色なく他の子とコミュニケートしています. 彼女は格別利発で, 家庭が言語を学ぶには適した状況(父母とも3ヶ国語堪能)であるので英語マスター度は普通よりは早いと思われますが, それでも彼女の英語の口調の自然さにはびっくりさせられます.

大人の私はといいますと, やはり苦戦しています. 教養と忍耐力のある大人相手にしゃべるときは向こうががんばって推察してくれるので良いのです(ま, これって当たり前ですよね, 相手は不自由のない母国語で対応してるんですから). が, 不自然な英語に容赦がない子供や, つたない外国人の英語に寛容でない大人たち(アホともいいます)相手にしゃべらなくてはいけないときは, 大変ですねえ. こちらが「アホ」扱いされます. 新聞を読むとか本を読むのだったら, 辞書も使えますし, 自分のペースで進んでいけますが, 相手とのコミュニケートって難しいです.

じゃあ, どういう風に対応していっているかといいますと, とにかくしゃべります. 「沈黙は金」ではないので, 黙っていると人間扱いされません. いいたいことを不十分でも多少変でも, 何通りかに言い分けて説明します. Because をつけて理由説明をよくするようになりました. 何だ, かんだー言って相手を納得(理解)させなければなりません. オージーの子供達とやりあっていて思うのですが, 彼らは子供のころから達者に説明するのを仕込まれてもまれているので, 言い訳の達人と化しています. 大人になるころにはスムーズになんでもかんでも理屈づけれるようになります.

この間愕然としたのは, クリスマスカードを書いていて, 何気なく「あ」と書こうとして「お」と書いてしまったことです. さいしょの数枚の(日本語の)手書きのぎこちなかったこと!ショックでしたねえ. 毎日家族で日本語をしゃべって, 日本語でインターネットもたくさんしているというのに... コンピューターって, 錯覚を起こさせますよね, 自分がいろいろな事ができるのだ!という過分な自信と, 漢字とかの書き分けも画面で簡単に選べてしまうので, 実際自分で書けちゃうような気がしますもん. いかんなあ. これで「日本語教師」なんて, 恥ずかしい...

December 30, 2000


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